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ひと言でいうと
業者を呼ぶ前に、安全に確認できる6つのこと
シャワーを出したら水しか出ない、リモコンに見慣れない数字が点滅している——。給湯器のトラブルは突然やってきます。
でも、すぐに業者を呼ぶ必要があるとは限りません。ガスの供給が止まっているだけ、寒さで一時的に凍っているだけ、ということもよくあります。この記事では、自分で安全に確認できることを順番にまとめました。
まず最初に:ガスのにおいがしたら、何も触らない
ガス臭いと感じたら、換気扇や照明のスイッチを含めて電気製品には触らず、窓を開けて、ガス栓を閉め、ガス会社に連絡してください。以下の確認は、ガス臭くない場合に行ってください。
確認1:リモコンにエラー番号が出ていないか
給湯器のリモコン(台所やお風呂の壁にあるもの)に、数字が点滅していないか見てください。番号が出ていれば、原因をかなり絞り込めます。番号はメモしておきましょう。修理を頼む時にも必ず聞かれます。
よく出る番号の解説はこちらです。
| メーカー | エラー番号 | 主な意味 |
|---|
| リンナイ | 11・111 | 点火できなかった |
| リンナイ | 140 | 過熱防止装置が作動した |
| リンナイ | 632 | 追いだきの水の流れに異常(浴槽の水位・フィルタを確認) |
| リンナイ | 032 | お湯はりで排水栓の閉め忘れを検知 |
| ノーリツ | 111 | 点火できなかった |
| ノーリツ | 140 | 過熱防止装置が作動した |
| ノーリツ | 290 | 中和器の不具合・排水のつまり(冬は凍結のことも) |
| ノーリツ | 710 | 内部部品の不具合(修理が必要) |
| ノーリツ | 562 | 給水配管の凍結・断水、お湯張りの部品の不具合 |
| ノーリツ | 632 | 浴槽の水が循環しない(水位・フィルター、冬は配管の凍結) |
| ノーリツ | 120 | 燃焼が途中で止まった(ガス・灯油を確認) |
| パロマ | 11 | 点火できなかった |
| パロマ | 632 | 運転中の湯量不足(冬は追いだき配管の凍結も) |
| 各社共通 | 88・888 | 点検時期のお知らせ(故障ではない。お湯は使える) |
番号は出ていないけれど、お湯がぬるい、白い煙が出る、音がする、下から水が垂れるといった冬に多い悩みは、それぞれの記事にまとめています。
確認2:ほかのガス機器は使えるか
ガスコンロに火がつくか試してください。
- コンロもつかない:家全体のガスが止まっています。確認3へ進んでください。
- コンロはつく:ガスは来ているので、給湯器側の問題の可能性が高いです。確認4以降へ進んでください。
確認3:ガスメーターが止まっていないか
地震や、ガスを長時間使い続けた時などに、ガスメーター(マイコンメーター)が安全のためにガスを止めることがあります。メーターの表示ランプが点滅していたら、メーターに書かれている「復帰の手順」に沿って復帰させてください。一般的には次の流れです。
- 家の中のガス機器をすべて止める(ガス栓は閉めなくてよい)
- メーターの復帰ボタンのキャップを外し、ボタンを奥までしっかり押してから手を離す
- ランプの点滅が止まるまで約3分待つ(この間はガスを使わない)
メーターの種類によって手順が違う場合があります。わからない時や、復帰してもまた止まる時は、ガス会社に連絡してください。ガス料金の未払いや、引っ越し直後でガスの開栓がまだ、というケースもあります。
確認4:リモコンの電源を入れ直す
一時的な点火の失敗なら、リモコンの運転スイッチを「切」にして、もう一度「入」にするだけで直ることがあります。台風や大雨の日は湿気で点火しにくくなることもあるので、天気が回復してから試すのも一つの方法です。
ただし、何度も繰り返し入れ直すのはやめてください。2〜3回試して直らなければ、本体の不具合の可能性があります。
確認5:冬なら凍結していないか
冷え込んだ朝に「水もお湯も出ない」「水は出るのにお湯だけ出ない」なら、給湯器や配管の凍結が疑われます。熱湯をかけるのは絶対にやめてください。配管が破裂するおそれがあります。気温が上がって自然に溶けるのを待つのが基本です。詳しくは給湯器が凍結した時の対処法で解説しています。
確認6:使い始めて何年経っているか
給湯器本体の側面などに貼られたラベルで、製造年を確認できます。主要メーカーは給湯器の設計上の標準使用期間を10年としていて、10年を超えると部品が手に入りにくくなることもあります。10年前後なら、修理よりも交換のほうが結果的に安く済むこともあります。判断のしかたは給湯器の寿命と修理・交換の判断にまとめました。
自分でやってはいけないこと
- 給湯器のカバーを外す、分解する
- ガスの配管や接続部分をいじる
- 凍った配管に熱湯をかける
- エラーが出ているのに、リセットを何度も繰り返して使い続ける
ガス機器の内部の点検や修理は、資格を持った専門業者の仕事です。ここから先はプロに任せましょう。
寒い朝にリモコンに雪のマークが出ている時は雪マークが出てお湯が出ない時の対処を、修理や交換の段取りが気になる時は修理・交換にかかる時間と立ち会いを参考にしてください。突然の「無料点検」の勧誘には点検商法のおそれもあるので注意しましょう。
自分で確認しても直らない時は、プロに見積もりを
給湯器の修理・交換を専門に扱う「お湯が出ない.com」では、エラーの内容を伝えて見積もりを依頼できます。使い始めて10年近く経っている場合は、修理と交換の両方の見積もりを取って比べるのがおすすめです。
最短即日・見積もり無料。対象地域は東京都・神奈川県です。
まとめ
- ガス臭ければ何も触らずガス会社へ
- リモコンのエラー番号をメモする
- コンロがつくか試し、つかなければガスメーターを確認
- リモコンの電源を入れ直す(2〜3回まで)
- 冬は凍結を疑い、自然に溶けるのを待つ
- 直らなければ、製造年を確認して修理か交換かを考える
※この記事は2026年10月時点の各メーカー・ガス会社の公式情報をもとに作成しています。お使いの機種の取扱説明書もあわせてご確認ください。