冬に給湯器のお湯がぬるい・温度が上がらない時に確認したいこと|シャワーが熱くならない理由

冬に給湯器のお湯がぬるい時に確認すること 故障の困りごと

※本記事はプロモーションを含みます。

ひと言でいうと

冬は水が冷たいぶん、給湯器の力が足りなくなりやすい。まず蛇口と使い方を確認

寒い日にシャワーを浴びたら、なんだかぬるい。温度を上げても、思ったほど熱くならない——。体が冷えたままお風呂から出ると、本当につらいですよね。小さな子どもがいる家なら、なおさら気になると思います。

でも、すぐに故障とは限りません。冬にお湯がぬるくなるのには、水道の水が冷たいことや蛇口の使い方など、自分で確かめられる理由がいくつもあります。順番に見ていきましょう。

冬は、出せるお湯の量が減る

ガス給湯器の力は「号数」で表され、水の温度を25℃上げたお湯を1分間に何リットル出せるかを示しています。冬は水道の水が冷たいので、同じ給湯器でも温めるのに力が必要になり、出せるお湯の量が減ります。

リンナイとノーリツの例では、24号の給湯器で40℃のお湯を出す場合、水温5℃の冬は1分間に約17.1リットルになります。夏より少なくなるのは、故障ではなく仕組みによるものです(実際の量は家の水温や機種で変わります)。

ぬるい時に確認する順番

確認1:ぬるいのは1か所だけか、家中か

リンナイの故障診断ナビでは、まずここで分けます。特定の蛇口だけぬるいなら、その蛇口(混合水栓)の不具合の可能性があります。家中の蛇口がぬるいなら、給湯器の温度を調節する部品の不具合の可能性があります。三菱電機とノーリツも、1か所だけなら蛇口側を疑うよう案内しています。

確認2:混合水栓の温度の位置は、いちばん熱い側か

混合水栓は、お湯と水を混ぜて出しています。中間の位置で使うと水が混ざってぬるくなります(パロマ)。サーモスタット式は温度ハンドルを「H」(いちばん高い温度)に、シングルレバー式はレバーをいちばん左(お湯側)に寄せると、リモコンで設定した温度のお湯が出ます(リンナイ)。設定温度を高くしている時は、やけどに注意してください。

サーモスタット式の混合水栓を使う時は、リモコンの温度を、混合水栓の温度より約10℃高くしておくようノーリツ・日立がすすめています。

確認3:お湯を出しすぎていないか、同時に使っていないか

パロマの取扱説明書では、冬に高い温度のお湯をたくさん出そうとすると、設定温度にならないことがあるとし、蛇口を少し絞ってお湯の量を減らすと温度が安定すると案内しています。シャワーの勢いを少し弱めてみてください。

また、お風呂のお湯はりをしながら台所でお湯を使うなど、ほかの場所で同時にお湯を使うと、一時的にお湯の量や温度が変わることがあります(パロマ・ノーリツ)。

確認4:エコ機能が入っていないか

リモコンのエコスイッチ(エコモード)が入っていると、お湯の量や温度が少し低めに抑えられることがあります(ノーリツ・パロマ)。「前よりぬるい」と感じたら、エコスイッチが「ON」になっていないか見てください。

確認5:フィルターやシャワーの詰まりはないか

給湯器の水抜き栓のフィルター(ストレーナー)にゴミがたまると、お湯の量が少なくなることがあります(リンナイ・ノーリツ)。お手入れは、給湯器が冷めてから、給水元栓を閉めて、取扱説明書の手順どおりに行ってください(やけど防止のため)。シャワーの散水板や蛇口のフィルターの詰まりも確認しましょう(ノーリツ)。

エコキュートの場合は「タンクのお湯」も確認

エコキュートは、夜のうちにわかしてタンクにためたお湯を使います。三菱電機と日立は、次のような場合にお湯がぬるくなることがあるとしています。

  • タンクのお湯が少ない、温度が低い:お湯をたくさん使った日や、追いだきをしたあとは、タンクのお湯が減ったり温度が下がったりします。リモコンの「沸き増し」でお湯をわかしてください。
  • 冬はお湯の使用量が増える:日立は「水温の低い冬は、お湯の使用量が多くなります」として、季節に合わせてわかす量を多めの設定に変えることをすすめています(設定の名前は機種によって違います)。
  • 配管で冷める:蛇口までの配管でお湯が冷めて、設定より低くなることがあります。使い始めは配管に残っていた水が出るので、温度が安定してから使いましょう(三菱電機)。

エコキュートでお湯が出ない時はエコキュートのお湯が出ない時の確認ポイントもご覧ください。

それでもぬるい時は、劣化のサインかも

ひととおり試しても家中のお湯がぬるい、使っている途中で急にぬるくなったり熱くなったりする——そんな時は、不安になりますよね。日本ガス石油機器工業会は、お湯の温度が安定しないことを長く使った給湯器の劣化のサインの例に挙げ、10年を目安に点検を受けるようすすめています。大阪ガスも、お湯の温度が安定しないことは故障の予兆の可能性があるとしています。

寒い季節にお湯が使えなくなると困るので、早めに相談しておくと安心です。使い始めて10年近い給湯器なら、修理と交換の両方の見積もりを取って比べてから決めましょう。修理か交換かの判断も参考にしてください。

自分で確認しても直らない時は、プロに見積もりを

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※この記事は2026年10月時点のリンナイ公式Q&A(夏と冬でお湯の出が違う、故障診断ナビ)、ノーリツ公式FAQ(以前よりも給湯量が少ない・湯温が低い、1か所からだけお湯がでない、水栓の湯量・温度調節)、パロマ公式の取扱説明書、三菱電機・日立の公式FAQ、日本ガス石油機器工業会、大阪ガスをもとに作成しています。

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